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M-1グランプリ2017の感想とオレベスト

カテゴリ:

お笑い

投稿日:2017年12月04日 01:55 投稿者:管理人

1年ぶりにこんにちは。1年に1回M-1の感想を書くためだけのブログになっています。事前予想は1位かまいたち、2位ミキ、3位とろサーモンということで早速!

敗者復活戦


決勝にストレートで進んだ9組のうち8組が吉本という独占状態。お昼から夕方にかけて放送されていた敗者復活戦にはハライチや三四郎、さらば青春の光など他事務所の芸人も出場していたけど勝ち抜いたのは吉本で昨年3位のスーパーマラドーナ。最初の5組は見てなかったけど、それ以降を見る限りではスーパーマラドーナが郡を抜いていた。会場の笑いも多かったし圧倒的な票数差もうなづける納得の敗者復活。

決勝ファーストラウンド


上沼
恵美子
松本
人志
博多
大吉
春風亭
小朝
中川家
礼二
渡辺
正行
オール
巨人
合計 オレ
ベスト
ゆにばーす 90 87 92 91 90 87 89 626
8位
8位
カミナリ 90 85 91 90 89 86 87 618
9位
9位
とろサーモン 93 92 93 93 93 93 88 645
3位
3位
スーパー
マラドーナ
89 90 93 91 92 91 94 640
4位
7位
かまいたち 89 91 92 90 94 89 95 640
4位
5位
マヂカルラブリー 83 84 88 89 88 89 86 607
10位
10位
さや香 90 90 90 90 90 91 87 628
7位
6位
ミキ 95 94 91 92 91 94 93 650
2位
3位
和牛 95 93 94 94 93 92 92 653
1位
2位
ジャルジャル 90 95 91 90 89 88 93 636
6位
1位

これまでのM-1では事前に行った抽選でネタを披露する順番が決まっていて、敗者復活を勝ち抜いたコンビは最後にネタを行うというものでした。ところが今年は司会の今田耕司と上戸彩が直前に抽選で決めるという方式に。ネタ順がわからないため、控え室でずっと待機していなければならず準備もろくにできないという鬼畜仕様に。

最初の抽選で選ばれたトップのコンビは決勝初進出の「ゆにばーす」。唯一の男女コンビで南海キャンディーズや相席スタートと同じくボケが女性、ツッコミが男性。女性のキャラを活かしてネタが進んでいくのも同じ。相方との地方営業で同じ部屋に泊まることになったら・・・という内容。笑いも起きていてネタもおもしろかった。歴代のM-1でもかなり上位に入るトップバッター、翼の折れたエンジェルの選曲がツボ。

2組目はカミナリ。昨年、他の審査員が90点前後を付けるなか、上沼恵美子がどつき漫才が好みでないという理由で81点を付けられ7位に。今年は抑えめにするのかと思いきやむしろドツキを増やして畳み込んでくるスタイルに。ただ、去年の惨事を見ている側も当然知っていることもあってドツキが増えるごとに笑いが減っていくという最悪のパターンになってしまったかな。相変わらずおもしろいけどこの1年で慣れてしまっただけに爆発力がなくM-1では厳しい結果に

3組目はラストイヤーのとろサーモン。旅館の失礼な女将というベタな設定ながらとろサーモンらしい世界観で面白かった。「ぼくもそうです」のつかみからチャーハンちらばってるの中盤まで落ち着くとこなく進み、猿を追い出す歌からの「7匹増えました」、「なんですか日馬富士ですか」で山作って「続行!」でダメ押し。終盤の畳み掛けもバッチリ決まってよかった。

4組目はスーパーマラドーナ。敗者復活戦とは違うネタで勝負。これも合コンというベタな設定ながらスーパーマラドーナらしい世界観とキャラで面白かった。序盤で張ったオカマやカニ、西川きよしの伏線を回収していくテクニックも楽しい。ただ、爆発的なもの、耳に残るフレーズはなかったかな。

5組目はキングオブコントを制したかまいたち。怖い話を聞くとイラッとするという怪談ネタ。トイレの花子3あたりから徐々に右肩上がり、目に浮かぶキャラ「トイレの卍さん」登場がヤマ。もうひと押しふた押し欲しかったかな。

6組目はマヂカルラブリー。ミュージカルという設定のなかで漫才を展開していくのかと思いきやミュージカルを見に来た客が席に座るまでの中で漫才を展開していくという内容。ボケもツッコミも同じもので審査員の言うとおり展開が欲しかった。そしてこれは漫才でいいのかな?

7組目はさや香。歌のお兄さんというありがちなネタ設定だけど面白かった。設定もボケの動きもテンション、リズムも楽しい。高いテンションは不快に感じることもあるけどそうじゃない。ちょっとチュートリアルっぽさも感じる。審査前のコメントも良くてまだ3年目。別のネタがもみたい。今後も楽しみ。こういう掘り出し物があるM-1は楽しいね

8組目はミキ。テンポが良く、リズミカルな漫才。手数が良く、ネタの最後に出た「ペソペソ」のフレーズも耳に残って終わり方も最高。2本目も期待。

9組目は和牛。序盤から和牛らしさはあるものの山もなくスロースターターで和牛大丈夫か?と思っていたらそこまでがすべて伏線。ウェディングプランナーから新郎に変わって回収に入るところからは圧巻。面白さの中に驚きもあってさすが昨年の2位。2本目も楽しみ。

10組目はジャルジャル。2年前のM-1、めちゃくちゃ面白かったジャルジャル。あれと同じレベルのネタを作るのは難しいと思っていたけど今年も笑った。審査員が口を揃えたように見たことのない斬新な内容でチャレンジ溢れるネタ。1つでも間違えたら終わりなネタをこの過酷な環境の中でやりきったことに感動すら覚える。最終決戦含めて今年のオレベスト。これは1位あるか!?と思ったらまさかの6位、あと9点届かず敗退。来年がラストイヤー、2本目温存できたと考えれば最終決戦行って負けるよりはよかったのかな

今年のM-1、ネタ順番が抽選という初の試みながら、序盤をとろサーモンが盛り上げて、中盤は安定のスーパーマラドーナにフレッシュなさやか、終盤は優勝候補が続々登場。順番が完璧だったと思う。やる方は大変だろうけど見ている方は終始ハラハラしててよかった。今後も続けて欲しいな。

最終決戦


上沼
恵美子
松本
人志
博多
大吉
春風亭
小朝
中川家
礼二
渡辺
正行
オール
巨人
結果 オレ
ベスト
とろサーモン 1位 1位
ミキ 3位 3位
和牛 2位 2位

1組目はとろサーモン。とろサーモン鉄板の石焼き芋ネタ。石焼き芋が宗教まで展開される漫才らしい漫才。M-1の最終決戦で「陰毛を包んで」と言ってしまえるとろサーモンらしさもあり、もうええわからのフォーエバーで漫才続行。つかみ、畳み掛け、オチと完璧で面白かった。

2組目はミキ。テンポの良さが光るもファーストラウンドのような耳に残るフレーズがなく、暴れん坊将軍は使い古されたネタで斬新さもなかったかな。小さい笑いの積み重ねで山がなかったかな。

3組目は和牛。ファーストラウンドと同じく序盤に伏線を張って終盤で回収するネタ。1本目にはなかった和牛特有の毒がプラス。旅館の女将という本日2本目の同じ設定もまったくそう感じさせない凄さ。ただ、1本目に比べて伏線を回収するまでの時間が長かったのかな。審査員も言ってたとおりファーストラウンドの時間が限界だったのかもしれない。

来年も和牛、ミキ、さや香、かまいたちは注目。ジャルジャル、スーパーマラドーナは来年がラストイヤー、どうなるのか今から楽しみだ!

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