ブログが丸パクリされないための対策とされた時の対応方法
ブログが丸パクリされました。で、対応方法は一杯出てくるんですが、パクられないための対策があまりヒットしなかったのでザックリ書いておきます。
対策その1:RSSを全文配信しない
「ブログが丸パクリされました!」っていうブログに共通しているのはRSSを全文配信していることです。
丸パクラーはいちいちサイトを訪問してコピペしてるわけではなく、スクレイピングという手法(手法っていうのも何だか違う気がするけどまぁいいや)で自動化してパクってます。
で、ブログをスクレイピングする手法は大きく2種類あって、HTMLかXML形式のRSSフィードをスクレイピングします。いずれもタグ(HTMLならh1とdivとか、XMLならchannel、item、titleとか)を情報源にしてパクって行きます。
HTMLは、サイトごとに異なるのでサイトごとにスクレイピング処理が書かれたスクリプトが必要になるほか、サイトがリニューアルしたら・・・例えば「div class=”hoge”」が「div class=”hage”」に変えられたらその時点でスクリプトはエラーを履いてコピペに失敗します。
ただ、XMLはある程度形式が決まっているほか、HTMLのように手が入れられることもほとんどないのでカンタンにパクることができてしまうというわけ。
だから、XML形式のRSSフィードで全文配信するのはとても危険なのでございます。たまに、全文配信していないサイトに対して「なんだこいつ!広告見せたいのか!金儲け主義が!」と思われる方もいますが、そうではなくパクリ対策の1つでもあるということを思っていただければ。
対策その2:勝手に全文配信するクソサービスをブロックする
実はここ最近で2サイトにパクられていることが発覚したのですが、1件目は非全文配信のRSSフィードを見てパクリに来てたので致命傷にはなりませんでした。
ただ、2件目はそのままパクられておりました。どっからパクってきたんだろと思ったら、勝手にRSSを全文配信してくれる余計なお世話のサービスを間にかませてパクられてた。
サービス名は「fullrss.net」。
ググってみると被害者が複数おりました。
- 直リンク呼び出しとRSS取得のお話 | アンギス
- fullrss.net (旧:まるごとRSS) というサービスのお行儀が悪い – F.Ko-Jiの「一秒後は未来」
それぞれのブログで詳しい対策方法が書かれていますが、IPアドレス指定でアクセスを拒否ったり、.htaccessでクローリングを拒否るのがよろし。
自分は念のためどっちも実施。以後、コンテンツがパクられることはなくなりました。
で、fullrss.netをかませてパクるブログは結構あるみたいです。「http://appmatome1.com/」とか「http://pp-kids.com/」とか「http://lunon-ps.com/」とか。他にも一杯あるのでしょう。
いずれのブログもサービスの仕様なのか「fullrss.net」と記事の末尾に入れていたのでカンタンに特定することができました。
対応その1:容赦なくグーグルに通報する
上記2つをやっておけば丸ごとパクられることはそうそうないと思います。まぁ、全文配信サービスは無数にあるのでいたちごっこになりますが・・・
それでも丸ごとパクられた場合は、グーグルに通報しましょう。パクられたブログに表示される画像を変えるといった手法も最近は流行っていますが、まずはグーグルに通報するのが先です。表示される画像を変えたところで1ミリのダメージも与えられません。1番先にやることはグーグルに通報することです。
通報する方法はググればいくらでも出てきます。
ちなみに、お問い合わせフォームから連絡しても返信なんて99.99999999%返って来ませんので。経験上。
で、通報先は丸ごとパクりブログをインデックスから消滅させる所と、グーグルの広告配信サービスのアドセンスがあります。
対応は後者が圧倒的に速く、手続きも前者に比べたらメチャクチャ、ラクです。グーグルのインデックスはグーグルのサービスでしかありませんが、アドセンスは広告主あってのサービスということもあるのか対応がメチャ速いです。
▼アドセンスへの通報はここから通報できます。
対応その2:弁護士をなかまにする
容赦なくやる場合は弁護士に相談するのがオススメのようです。
自分はまだやっていませんが、今回は、お問い合わせフォームから警告メッセージを発信→状況変わらず→Twitterで警告→無視→グーグルに通報→丸パクリブログのアドセンスが非表示になる→アドセンスがi-mobileに変わる→パクられたコンテンツは削除されず
さらに、記事下に設置したプロフィール欄にある自分の顔面画像まで転載されたりと、かなり悪質&迷惑なので弁護士に相談して徹底的にやることも考えております。
弁護士に相談する場合はこちらがかなり参考になりそうです。(アフィリエイトの商材は参考にしないでおこうっと
- コピーサイトを著作権侵害で訴える | 副業するサラリーマン
こういうのはだんだんと熱が冷めていくのでチャッチャとやっちゃうのが大切ですね。