僕、ほとんどラジオ聴かないんですけど『松本人志の放送室』だけは聴くんですよ。高校生のころから通学の時とかにずーっと聴いてていまだに聴いてるんですよね。
松本人志と幼なじみで放送作家の高須光聖がラジオらしいコーナーもなしに1時間ひたすらしゃべり倒すというラジオ番組なんですけどすごい面白いんですよ。
んで、最近聴いたというか聴き直したのが第252回で、こんなやりとりがあったんですよね。
松本「このラジオでしゃべったかなー?クレヨンしんちゃんのね・・・その話した?」
高須「いや、してない」
松本「クレヨンしんちゃんのね映画版があるでしょ。あれで名作が2本ぐらいあるのね」
高須「ありますー。あれ良かったわー」
松本「見た?それ?」
高須「見た。良かったー。」
松本「見てなかったら家にあるから貸したろうと思ってたのに」
(省略)
松本「あのー・・・ものすごい懐かしいやつでしょ?」
高須「なつかしい、なつかしい・・・あれ?あんま見てないやん」
松本「違う!見てんねん見てんねん」
高須「なんやそのおかしいな言い方!」
松本「違う・・・あれ、泣きそうになるやろ?」
高須「泣きそうになる!めっちゃ泣きそうになる!あのー、しんちゃんがうわーっと走ってるとことかー!」
松本「あー、オレあそこはあんまりないねん」
高須「町並みかいな?」
松本「あの親父が、ガーッ走りながら”懐かしくてたまんねー”みたいな件あるやんか?もうあん時泣きそうになんねん!あれなんやろ?」
高須「もう自分泣きそうになってるやん!こわっ!」
松本「そやねん、ちょっと泣きそうになんねん」
高須「昭和のあんなんが好きなんや」
松本「あれあかんわぁ・・・」
(省略)
高須「オレ、すぐ買って、見て、うるうるきてるがな」
松本「あー、わかるわかる」
高須「ごっつ泣いてるがなオレ」
松本「泣きはせんけど、うるうるはきたなぁ」
高須「泣いてるやろ自分、正直」
松本「いや、泣きはせん。泣きはせんねん。あれで泣いたらもう終わりやと思う」
高須「松本人志をやめなあかん?」
松本「ローラースケートおいて引退ですよ」
高須「いや、ローラースケート履いてへんやんw光GENJIでもなんでもあらへんしwアイドルと思てんのかいなw」
この会話の中で話題になっているのが『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』なわけです。
ラジオを聴き直した次の日にTSUTAYAに駆け込んで借りてきた見たんですが、昭和を6ヶ月ぐらいしか生きてない僕でもモーレツに感動しました・・・
クレヨンしんちゃんの映画はヘンダーランドとかヤキニクロードとか名作と言われるものも見たけど、オトナ帝国の逆襲が一気に上回りましたね・・・もうすげー感動したわー。
僕が1番感動したのは最後にしんちゃんが「卑怯だぞっ!」と叫んだところですね。あれいいわー。その次がタワーの階段をかけあげるところですかねー。
舞台設定が昭和なので映画の最初の部分では「子供が置いてけぼりになるんじゃないかなー、子供大丈夫なんかなー」と思って見てたんですけど、ちゃんとそこら辺もケアされててものすごく良くできるんですよねー。
大人向けには感動あり、お子供向けには教養ありでめちゃくちゃいいわー。
ラジオにはこんなやりとりもあってもう一本ってなんだろーと思って調べてみました。
松本「もういっこあんねんていいのが」
高須「オレそれしか記憶にないですねー」
松本「あの監督さんがもう1本撮ってて、それも結構ええって」
オトナ帝国の逆襲は原恵一さんって人が監督をしてて他のクレしん映画の監督も何本もやってるんですけど、おそらく戦国大合戦かと思います。次はそっちを見てみることにしようっと。
